- 発売日:2026年7月17日に新発売
- モデル展開:標準モデル「ギアレヴ」と上位/派生仕様「ニュースギアレヴ」の2種
- 価格帯:バッテリー・充電器付きで690,800円〜701,800円(税込)
- 本体のみ販売:363,000円〜(Gachacoバッテリーシェアリング利用前提)
- 免許区分:原動機付自転車(原付第一種)/普通自動車免許でも運転可能
- 主な特徴:着脱式バッテリー2個搭載、後進アシスト機能、フラットフロア採用
ヤマハからビジネス向け電動スクーター「GEAREV」が新登場
ヤマハ発動機は、原付一種クラスのビジネス用電動スクーター「GEAREV(ギアレヴ)」および「ニュースギアレヴ」を発表し、2026年7月17日より発売を開始しました。
これまでガソリン車が主流だった配達や巡回業務などのビジネスシーンにおいて、環境負荷低減と利便性を両立する新しい選択肢として開発されたモデルです。デジタル化推進および環境配慮の観点から、紙の印刷物カタログを用意しない完全デジタルでのプロモーション展開が行われています。
「ギアレヴ」と「ニュースギアレヴ」の2ラインナップ
今回の新発売では、標準的なビジネスユースに対応する「ギアレヴ」に加え、より配送業務に適した装備を持つ「ニュースギアレヴ」の2モデルが用意されました。カラーリングにはクリーンな印象を与える「ロスホワイト」を採用しています。
GEAREVが選ばれる理由!3つの大きな特徴
GEAREVは単に動力源を電動化しただけでなく、日々ハードな業務に携わるプロの現場を徹底的に研究して設計されています。
01. 働く現場を知り尽くした車体設計
街中での取り回しがしやすいコンパクトなボディサイズを維持しつつ、優れた積載性と耐久性を追求しています。広くフラットなリアデッキは大型ラゲージボックスの装着に対応。さらに乗り降りが頻繁な配送業務に配慮し、足元が広くまたぎやすいステップスルー式のフラットフロアを採用しています。
02. 頼れるEVパワーと便利な「後進アシスト機能」
着脱式リチウムイオンバッテリーを2個搭載し、日常業務に必要な航続距離を確保。狭い路地や傾斜地での切り返しをサポートする「後進アシスト機能」も装備されています。
バッテリーは車両から取り外して専用充電器で充電できるため、駐輪場にコンセントがない環境でも運用が可能です。また、狭い駐車スペースからの脱出時に重宝する「後進アシスト機能」は、荷物を満載した状態での体力的負担を大幅に軽減します。
03. 現場に寄り添う実用的ユーティリティ
夜間配達時の視認性に配慮したヘッドランプや、荷物を載せたままでも操作しやすいセンタースタンドを装備。視認性の良いシンプルメーターや伝票などをサッと収納できるフロントポケットなど、毎日の業務をスムーズにする細やかな装備が満載です。
価格・仕様一覧とGachaco(ガチャコ)の活用
GEAREVは、購入方法によって価格体系が大きく異なります。バッテリーと充電器をフルセットで購入する形態のほか、初期導入費用を抑えられる「車両本体のみ」の購入プランも用意されています。
| モデル名 | 購入形態 | メーカー希望小売価格(税込) | 備考 |
|---|---|---|---|
| ギアレヴ | フルセット(バッテリー2個・充電器2個付) | 690,800円 | 本体価格 628,000円 |
| ギアレヴ | 車両本体のみ※ | 363,000円 | Gachaco契約必須 |
| ニュースギアレヴ | フルセット(バッテリー2個・充電器2個付) | 701,800円 | 本体価格 638,000円 |
| ニュースギアレヴ | 車両本体のみ※ | 374,000円 | Gachaco契約必須 |
車両本体のみで購入する場合は、別途「Gachaco(ガチャコ)」が提供するバッテリーシェアリングサービスへの契約が必要です。街設置のステーションで充電済みバッテリーへ素早く交換運用したい事業者に適したプランとなっています。
購入手続きと補助金制度の利用について
電動二輪車の導入においては、国や地方自治体から補助金・助成金が出されるケースが多く、実質的な導入費用を大幅に抑えることが可能です。
地方自治体の助成金でダブルでお得に
例えば東京都など独自の助成制度を設けている自治体では、国の補助金と自治体の助成金を併用(ダブル適用)できる場合があります。購入時には居住地・事業者所在地の自治体支援策を必ず確認しましょう。
購入・アフターサービスは「ヤマハ EV取扱店」へ
GEAREVの購入および点検・整備には、専門知識が不可欠です。労働安全衛生法に基づく「低圧電気取扱特別教育」を修了し、専用ツールを備えた「ヤマハ EV取扱店」でのみ取り扱われています。全国都道府県の対応店舗から購入手続きを行ってください。
ビジネス導入前に確認したい注意点
GEAREVは「第一種原動機付自転車」に分類されます。運転には「原動機付自転車免許」以上の二輪免許、または「普通自動車免許」が必要です。また、表記されているメーカー希望小売価格には保険料や消費税以外の税金、登録に伴う諸費用は含まれていません。
業務で多数導入する場合は、走行エリア周辺にGachacoステーションがあるか、自社敷地内での充電運用体制をどう整えるかによって、車両本体のみ(シェアリング利用)かバッテリーフルセット購入かを選択するとスムーズです。
よくある質問(FAQ)
まとめ
【今回分かったGEAREVの要点】
- 2026年7月17日に発売されたビジネス向け電動スクーター
- 荷物が載せやすく乗り降りしやすいフラットな車体構造
- 着脱式バッテリー2個搭載&後進アシスト機能で作業効率アップ
- フルセット購入とGachaco連携の本体のみ購入から選べる
- 導入にあたっては国や自治体の補助金制度の利用が可能
街中を駆け抜ける配達や営業の現場で、電動車両へのシフトは確実に加速しています。排出ガスを出さず静かに走る電動スクーターは、環境への配慮はもちろん、早朝や住宅街での業務における騒音対策としても大きな力となります。
日々働く人々の負担を減らす「後進アシスト」や使い勝手の良いフラットフロアなど、現場目線で作られたGEAREVは、これからのビジネスモビリティの頼もしい相棒となるはずです。
持続可能な社会に向けて変わりゆく街並みの中で、新しい働く足としてGEAREVがどのように活躍していくのか、今後の普及と展開が楽しみです。
