三賞選考はおかしい?初場所で噴出した不満の正体!

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近未来的な高層ビル群とマイニチ缶のロゴが入った都市風景イメージ

2026年大相撲初場所は、新大関・安青錦関の2場所連続優勝という華々しい結末を迎えました。しかし、その歓喜の裏で、土俵外の「ある決定」が相撲ファンの間で激しい議論を巻き起こしています。それは、千秋楽の恒例である三賞選考への疑問です。

特に、二桁10勝を挙げながらも選選考から漏れた若手のホープ・藤ノ川関の扱いや、近年常態化している「条件付き受賞」のあり方に、SNSでは「何を見ていたのか」と怒りの声が相次いでいます。解説陣までもが首をかしげた今回の騒動、一体何が問題だったのでしょうか。あなたもこの不透明な基準に違和感を覚えませんか?

【この記事の要点】

  • 初場所の三賞選考で「技能賞該当者なし」となりファンが紛糾
  • 10勝を挙げた20歳の藤ノ川が落選、琴風氏・舞の海氏も疑問を呈する
  • 「千秋楽に勝てば」という不透明な「条件付き」選考が常態化
  • 賞金200万円が絡む選考基準の透明化を求める声が加速
もくじ

1. 安青錦V2の陰で起きた「三賞選考」大炎上の全容

2025年1月25日、初場所千秋楽の当日午後1時。日本相撲協会から発表された三賞候補の内訳は、ファンの期待を大きく裏切るものでした。確定していたのは熱海富士の敢闘賞のみ。残る候補者のほとんどに「千秋楽勝てば」という条件が付けられていたのです。

結果として、義ノ富士が殊勲賞、霧島が敢闘賞を獲得しましたが、「技能賞該当者なし」という結論に場内は騒然。特に今場所、多彩な攻めと技術で土俵を沸かせた力士が多かっただけに、「審判部はどこを見ていたのか」という厳しい批判がSNSを中心に噴出する事態となりました。

2. 藤ノ川の落選:20歳の新鋭が評価されなかった理由

今場所、最もファンを納得させられなかったのが、西前頭7枚目・藤ノ川の三賞見送りです。幕内最年少の20歳ながら、小兵の体格を技術と気迫で補い、真っ向勝負で10勝5敗という堂々たる成績を残しました。

千秋楽で時疾風を破り、初の二桁勝利を決めた直後、NHK中継の解説を務めた舞の海秀平氏は「技能賞をあげたかった」と漏らし、琴風浩一氏も「なぜダメなのか」と同調。現場のプロたちが揃って疑問を呈するほどの好内容だった藤ノ川の落選は、今の選考基準のズレを象徴していると言わざるを得ません。

3. 過去のデータ比較:厳格化する受賞ハードル

かつては「二桁勝てば三賞」という暗黙の了解があった時期もありましたが、近年はそのハードルが著しく上がっています。以下の表は、近年の三賞選考における傾向をまとめたものです。

項目 以前の傾向 近年の傾向
受賞基準 勝ち越し+内容重視 10勝以上+特定の条件
技能賞 技術が光れば授与 極めて厳格(該当なし頻発)
条件付き 稀にある程度 ほぼ全候補者に適用

昨年の九州場所でも、横綱大の里を破った義ノ富士に条件すら付かなかったケースがあり、ファンの間では「基準がその時々の審判部のさじ加減で変わっている」という不信感が募っています。

4. 「条件付き」という呪縛:千秋楽重視の弊害か

選考委員会が提示する「今日勝てば」という条件。一見、勝負の厳しさを示しているようにも見えますが、14日間積み上げてきた白星よりも、最後の1日の結果を重く見すぎるのではないかという指摘があります。

特に既に勝ち越しを決めている力士に対し、さらに高いハードルを課すことは、若手のモチベーション低下に繋がりかねません。相撲ライターからも「14日間のプロセスを無視した、あまりに硬直的な選考だ」との批判が上がっています。

5. 解説陣とファンの反応:現場の熱量との温度差

三賞は本来、ファンが「この力士の相撲は素晴らしかった」と認める象徴的なものです。しかし、今の選考委員会が出す答えは、現場の観客やNHKの解説者が感じる熱量と大きな乖離があります。

SNSでは「#三賞おかしい」というハッシュタグと共に、藤ノ川や他の技能派力士を推す声が溢れました。「技能賞該当なし」は、その場所を盛り上げた力士たちの努力を否定されたように感じてしまうファンも多く、協会の「懐事情(賞金200万円)を優先しているのでは?」という冷ややかな見方まで生んでいます。

6. 相撲界の活性化を阻む?「不透明な選考」の罪

大相撲の人気を支えるのは、安青錦のようなスターの誕生だけでなく、藤ノ川のような若手が技術を駆使して巨漢に立ち向かうドラマです。それらを適切に評価し、表彰することは、力士の地位向上だけでなく、競技としての魅力を伝える重要なプロモーションでもあります。

今のままの不透明な選考が続けば、「どれだけ良い相撲を取っても評価されない」という諦めが力士側に生まれ、相撲界全体の停滞を招く恐れがあります。今こそ、ファンの納得感を得られる明確な評価指針の提示が求められています。

7. 今後の展望:選考基準の見直しは行われるか

今回の初場所での騒動を受け、相撲協会内でも三賞のあり方を再考すべきという意見が出る可能性があります。1947年から続く伝統ある賞だからこそ、時代に合わせたアップデートが必要です。

次の大阪場所(三月場所)では、どのような選考が行われるのか。ファンはもはや安青錦の3連覇だけでなく、審判部がどのような「眼力」で力士たちを評価するのかにも厳しい視線を注いでいます。

8. よくある質問(FAQ)

Q:三賞(殊勲・敢闘・技能)の賞金はいくらですか?

A:各賞につき200万円が授与されます。この高額な賞金が、選考が厳格化(または抑制)される一因ではないかという指摘もあります。


Q:三賞の選考は誰が決めているのですか?

A:審判委員、維持員、記者の中から理事長が委嘱した選考委員会が決定します。過半数の賛成が必要ですが、具体的な議論の内容は公開されていません。


Q:技能賞の「該当者なし」はよくあることですか?

A:近年増えている傾向にあります。しかし、今場所のように若手が活躍した場所での「なし」判定は、特にファンの不満を買いやすい要因となっています。

9. まとめ

安青錦関の2場所連続優勝という偉業の裏で露呈した、三賞選考を巡る不信感。藤ノ川関のような若手の奮闘が正当に評価されない現状は、相撲ファンならずとも寂しさを感じざるを得ません。

「条件付き」や「該当者なし」という言葉で片付けるのではなく、力士が命を懸けて土俵で見せた「技能」や「闘志」を、審判部にはもっと真っ直ぐに見つめてほしい。そんなファンの願いが届く日が来ることを願ってやみません。

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