今回の天気・気象ニュース概要(何が起きるのか)
2026年1月25日現在、北日本から北陸の日本海側を中心に猛烈な雪が降り続いています。今回の寒波は「今季最強・最長」と評される通り、短時間で爆発的に積雪が増える「ドカ雪」となっているのが特徴です。
特に石川県金沢市では、6時間降雪量が37センチに達し、1月としての観測史上1位を記録しました。また、北海道札幌市でも4シーズンぶりに積雪が112センチを超え、2000年以降の統計で最多となるなど、各地で記録が塗り替えられています。
- 石川県・金沢市:6時間降雪量37センチ(1月として史上最多)
- 北海道・札幌市:積雪112センチ(4年ぶりに1メートル超)
- 青森県・酸ヶ湯:積雪457センチ(1月として史上最多)
気象の原因・背景(前線・寒気・高気圧・台風など)
この大雪をもたらしているのは、日本付近に停滞している非常に強い冬型の気圧配置です。1月20日の「大寒」に合わせるかのように流れ込んだ上空の寒気は、日本海でたっぷりとした水蒸気を取り込み、発達した雪雲を次々と日本海側へ送り込んでいます。
さらに、強い冬型の配置が長期間維持される「最長クラス」の寒波であるため、雪が止む間もなく降り積もり、除雪が追いつかない状況を生み出しています。
過去の類似事例・過去との比較
今回の積雪量は、多くの地点で「平年の2倍以上」という異常な数値を示しています。札幌市の積雪1メートル超えは、2021年以来4年ぶりの出来事であり、近年の暖冬傾向とは対照的な極めて厳しい冬となっています。
また、酸ヶ湯の積雪450センチ超えも、例年であれば2月以降に到達する水準ですが、今年は1月の段階でこの大台を突破しており、豪雪地帯においても警戒レベルの速さで積雪が増加しています。
地域別の影響予測(交通・学校・イベント・物流など)
26日夕方にかけて、さらに以下の降雪が予想されています。
- 東北:70センチ
- 北海道:50センチ
- 北陸:40センチ
- 関東甲信:30センチ
- 近畿:15センチ
これにより、JR各線の運休や高速道路のチェーン規制、さらには航空便の欠航など、月曜朝の交通網には大きな混乱が生じる恐れがあります。物流の遅延も避けられないため、必要な物資の到着が遅れる可能性を考慮しておく必要があります。
生活への影響と注意点(通勤・洗濯・買い物・体調管理)
記録的な大雪による生活への影響は多岐にわたります。月曜日の通勤・通学時は、通常よりも大幅に時間がかかることを想定し、早めの行動を心がけてください。無理な車での外出は、スタック(立ち往生)を招き、大規模な渋滞の原因となるため極力控えましょう。
また、水道管の凍結や、落雪による停電のリスクも高まっています。スマートフォンの予備バッテリーの充電や、数日分の食料・水の確保を改めて確認してください。
防災・安全対策のポイント(事前にできること)
最も危険なのは、除雪作業中の事故となだれです。以下のポイントを徹底してください。
- 除雪は複数人で:1人での作業は事故の発見が遅れ、命に関わります。必ず声を掛け合って行いましょう。
- 落雪への警戒:屋根からの落雪は数百キロの衝撃になることがあります。軒下には絶対に近づかないでください。
- なだれ注意:積雪が急増しているため、斜面近くにお住まいの方は、なだれに対する最新の警戒情報を確認してください。
今後の天気の見通し(数日〜週間予報ベース)
26日(月)の日中は一旦冬型の気圧配置が緩み、雪は小康状態となる見込みです。しかし、この晴れ間は長くは続きません。
29日(木)から30日(金)にかけて、再び強烈な寒気が襲来することが予測されています。今回と同レベル、あるいはそれ以上の寒気が南下する恐れがあり、ようやく進んだ除雪作業を覆い隠すような降雪になる可能性があります。また、2月1日には南岸低気圧による関東の降雪リスクも浮上しており、予断を許さない状況が続きます。
FAQ
A:今回と同レベルの強烈な寒気が予想されており、すでに積雪が多い場所ではさらなる倒壊やなだれのリスクが高まります。早めの除雪と備蓄をおすすめします。
Q:関東でも雪が降る可能性はありますか?
A:2月1日前後に南岸低気圧が通過する予想があり、コース次第では関東の平地でも雪になる可能性があります。今後の情報に注意してください。

